アレルギー検査・
アデノウイルス検査

簡易アレルギー検査キット「イムノキャップ ラピッド®」を導入しています

当院のアレルギー検査は血液検査(13項目以内;自由選択)のものと別に「イムノキャップ ラピッド®」を導入しております。

こんな検査です

この検査は、スギ花粉やダニ、イヌやネコのフケなど、みなさんが吸い込んでしまう可能性のあるアレルゲン(アレルギーを起こす物質)に反応する「IgE」という抗体がからだの中にあるかどうかを調べるためのものです。
検査により、症状を悪化させている原因を特定し、対策をすることで投薬とあわせてより高い治療効果が期待できます。指先から採血を行い、今回の受診で結果が出ます。
検査所要時間は約20分です。

測定できるアレルゲンは以下の8種類です。

ハウスダスト系

  • ヤケヒョウヒダニ
  • ゴキブリ
  • ネコ
  • イヌ

花粉系

  • スギ
  • カモガヤ
  • ブタクサ
  • ヨモギ

※ハウスダスト:ダニが主な成分でペットのフケ、ゴキブリなどが含まれています。

測定できるアレルゲン

検査の流れ

1

指先から採血を行います

指先から採血を行います

2

結果が出るまでお待ちください(約20分)

結果が出るまでお待ちください(約20分)

3

一緒に結果を確認し、治療方針を決定します

一緒に結果を確認し、治療方針を決定します

迅 速
20分で結果が出ます。
簡 単
8種類のアレルゲンを同時検査。
(スギ、ブタクサ、ヨモギ、カモガヤ、ネコ、イヌ、ゴキブリ、ヤケヒョウダニ)
安 全
指先からの採血なのでお子さんでも可能。

欠点としてはキットになっているので、8種類以外のアレルゲンに対して(例えば食物アレルギーなど)は検査項目がないということです。

ただハウスダストに関してはダニが主なアレルゲンでペットのふけやゴキブリなどの複合物に対してのアレルギーなので、このキットで十分対応できると思います。

眼アレルギー迅速診断キット「アレルウォッチ® 涙液IgE」を導入しています

アレルギー性結膜炎の診断を確定するためには、I型アレルギー反応を証明する必要があります。本来、確定診断を得るには結膜上皮細胞を採取して、顕微鏡で好酸球がいることを確認する必要があるのですが、実際の外来ではなかなか行うことができないのが実情です。そこで準確定診断法として、当院では眼アレルギー迅速診断キット「アレルウォッチ 涙液IgE」を導入しています。これは涙液中にある総IgE抗体を測定する検査です。約10分で結果が出ます。

アレルウォッチ

検査方法

1分程度検査用の試験紙を下まぶたに垂れ下げた後、試験紙を検査薬に10分程度浸し結果が判明します。

以下のような場合にこの検査を行います。

  1. 問診、診察した上でアレルギー性結膜炎が疑われても、他の結膜炎との鑑別が難しい場合
  2. 血液検査にてアレルギー反応は検出されなかったが、局所的にアレルギー性結膜炎が疑われる場合

※但し、この検査ではアレルギーの原因までは分かりません。原因を探るためには血液によるアレルギー検査が必要になります。当院では「イムノキャップラピッド(8項目)」「血液検査(13項目以内)」「View39(39項目)」の各種アレルギー検査を行うことができます。詳細はお問い合わせください。

アデノウイルス結膜炎(はやり目)診断キット「クイックチェイサー®Adeno」を
導入しています

アデノウイルス結膜炎とは

毎年、保育園や小学校で大発生するアデノウイルス結膜炎。その感染力は非常に高く、大人にも簡単に感染が拡大してしまいます。このアデノウイルス結膜炎は結膜炎症状の強いタイプである流行性角結膜炎と全身症状の強い咽頭結膜熱(プール熱)があります。流行性角結膜炎は学校保健安全法上の学校感染症(第三種)に指定されており、医師が感染の恐れがないと認めるまで登校禁止と定められています。また、成人が感染した場合でも原則出勤停止となります。一方、咽頭結膜熱(プール熱)では高熱が出たり、のどの痛み、耳の前のリンパ節が腫れるなどの症状があります。こちらも学校感染症(第二種)に指定されており、主な症状がなくなった後、2日を経過するまでは出席停止と定められています。

症状としては結膜下出血を伴う強い充血、大量のサラサラした眼脂、濾胞を伴う結膜炎が見られ、重症例では多発性角膜上皮下混濁(multiple subepithelial corneal infiltrates:MSI)が生じて視力低下を伴うこともあります。潜伏期は7-10日。発症後10日前後には終息します。

アデノウイルスに対する特異的な治療薬はなく、治療は混合感染予防目的に抗菌薬で経過観察し、角膜に広範な炎症を伴う場合や、偽膜と呼ばれる炎症性の白い膜が生じているような場合にはステロイド点眼薬を投与します。一般的には自然に軽快することが多いですが、MSIを残し、まぶしさを数年間も自覚する場合もあります。このような場合にもステロイド点眼薬を使用します。

クイックチェイサー®Adenoとは

アデノウイルスを高率に検出する検査です。従来の検査は下眼瞼の結膜を綿棒で奥まで強く擦過しながら検体を採取しなければなりませんでした(図1)。点眼麻酔をするとはいえ、強い痛みを伴う検査でした。しかし、この「クイックチェイサー®Adeno」は下まぶたに、ろ紙を5-10秒程度接触させ涙液を採取するだけです(図2)。痛みは全く伴わないため幼児でも簡単に検査ができます。結果は7分で判明し、診断の補助となります。最終的な確定診断は症状やその他の検査結果等から総合的に判断されます。

図1:従来の検査方法

図1:従来の検査方法

図2:クイックチェイサー

図2:クイックチェイサー

アデノウイルス結膜炎と診断されたら…

生活上の注意点
  • 目の周りをさわらない
  • 手を流水でよく洗う
  • 家のタオルなどは他の人と別のものを使用する
  • 入浴の順番は最後に入り、その湯はすぐに捨てる
  • コンタクトレンズは医師の許可が出るまで使用しない
  • 外出は避ける

生活上の注意点

治療上の注意点

治療で用いる低用量ステロイド点眼薬は、その副作用として、眼圧が上昇することがあります。重篤な場合はステロイド緑内障を生じることがあります。治療中は必ず定期的に受診をしてください。

治療上の注意点

上へ
下へ